ノートルダム女学院中学高等学校敷地内にある和中庵にて展覧会を開催します。
昭和初期の名建築と、工芸美術とのコラボレーションをぜひご覧ください。
【ご挨拶】
芸術と生活を考えるとき、日々の暮らしに寄り添う作品は身近なアートであり、生活を豊かにしてくれる存在です。私たちは、陶、ファイバー、金属、漆、ガラスを素材としてARTとLIFEに関わる作品を制作しています。
この度、和中庵で「ART & LIFE」5回目の展覧会を開催させていただく事となりました。作品を歴史的邸宅建築が有する時間と空間がどのように共鳴するのか楽しみでもあり、また今後の制作の糧としての貴重な体験になることと思います。
展覧会の機会を与えてくださり、開催にご尽力、ご協力いただいたノートルダム女学院の関係各位に心より感謝申し上げます。
作家一同
【和中庵とは】
「和中庵」は滋賀県近江五箇荘(ごかしょう)出身の繊維製造販売業者、藤井 彦四郎(ふじい ひこしろう、1876年-1956年)が贅を尽くし、粋を凝らして建てた、鹿ヶ谷の山裾の林を開拓した広大な庭園を持つ邸宅です。
昭和24年(1949年)にノートルダム教育修道女会が取得。修道院として改造、利用した後、平成20年(2008年)にノートルダム女学院中学高等学校に移管されました。現在は特別公開や展覧会の機会に一般公開されています。