KUNST ARZTでは、4度目となる久保木要の個展「カーテンコード」を開催します。
久保木要は、“未知の文明”をレーザーカットしたアクリル板によるオブジェやレリーフで表現するアーティストです。
陶で表現していた頃は、“未知の文明の痕跡”がテーマでしたが、アクリル板は極めて現代的で代替可能な工業素材であり、かつデータによる保存、再生が可能であることで、“痕跡”という過去だけでなく、現在進行形の未知の文明にも射程が広がりました。
本展は、音と光をメッセージに変換する、呪術的な道具をイメージした作品群で構成します。ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)