京都の風景の魅力
美的空間を意識して造られた風景があるのが京都。守り続けられてきた風景は、それぞれの時代の人間の美意識の変化にも耐え、先人が「後世の人々へ」という感情が兆す魅力的な場所です。しかし、失われる町並みもあります。そこには、只単に便宜性や合理性を求めているだけではなく、日々暮らす町がどのようになれば心地よくなるのか、その時代に生きる人のことだけではなく、過去・現在・未来に生きる人の、心の連鎖のなかで培われた「風景を造る」という審美的感覚が活きているのが京都です。
私の制作の主眼は「心の目・一瞬・色彩」の3つです。
次々と新しいメディアや絵画表現が模索される中、現在も尚古典的な絵画表現にできるこ とは、美しい風景と出会った瞬間、心の目が捕らえた一瞬の感動をキャンバスに描きとめる こと、そして心が感じた色で表現することではないでしょうか。
奥深い京都の風景の魅力を、如何にキャンバスに描きとめようかと日々精進しております。
■プロフィール
杉森 康彦
出身地:京都
京都造形芸術大学・通信教育部大学院洋画分野修了 光陽会会員
■レセプションパーティー:4月26日(火)19:00〜20:00
お気軽にご参加ください。