【共生の芸術祭「幅と奥行き」】
思いを言葉に乗せ、声を出して笑い、感動して泣き、絵を描き、歌い、踊り、私たちはじつに様々な方法を使って日々表現しています。障害のある人から生まれてくる表現も、周囲を驚かせ、価値観を揺さぶり、新鮮な気持ちにさせてくれます。緻密でありながら柔らかに描かれる風景、繰り返す日々と重なる刺繍、人と関わるために集められる音、宇宙一のマンガ家への夢、身体から湧き上がる美、ちょっと変わった趣味から生まれた思わぬ人との繋がり...。こうした表現の力を媒介とした「障害とアート」の活動はいま、全国的に注目を集めています。
今回の共生の芸術祭は、「障害とアート」の幅と奥行きを顕在化させる試みです。アートを人と人とが気持ちを通い合わせる手段の 1つとしてとらえ、目に見える作品として現れるものだけではなく、それを創る人たちや支える人たちに思いを馳せます。そこから「障害とアート」にはどんな関係があるのか、なぜそれをする のか、それによっていまどんなことが起こっているのか...表現や手段の多様性に出会うことで、少し立ち止まり、考える場になればと思います。
(開催スケジュール)
□京都府立文化芸術会館 1 階展示室〈展覧会〉
2016年1月26日(火)から2月7日(日)
10時から18時
*最終日2月7日(日)は16時まで /2月1日(月)は休室
□舞鶴市西駅交流センター3階ホール〈巡回展示〉
2016年2月11日(木・祝)から2月20日(土)
10時30分から18時
*最終日2月20日(土)は17時まで
□イオンモール高の原 平安コート〈巡回展示〉
2016年3月4日(金)から3月6日(日)
10時から19時まで
各会場入場無料
■出展者(順不同・敬称略)
アトリエやっほぅ !!
尾形和記
片山工房
川越病院
劇団態変
スウィング
平野智之
藤橋貴之
松原日光
□関連企画「よこ×マフ」展
5名の絵画作品展
よしだひろし・こくぼゆきひろ・XL
まつばらひかる・ふじはしたかし
前期:2016年1月26日(火)から2月21日(日)
後期:2016年2月24日(水)から3月27日(日)
10時から18時(いずれも最終日は17時まで)月曜休廊
art space co-jin (京都市上京区河原町荒神口上る西側)
■お問い合わせ
メール:info2015cojin@gmail.com
京都府健康福祉部障害者支援課
電話 075-414-4603
ファックス 075-414-4597
※詳細はチラシをご覧ください。
※劇団態変につきましては、人類普遍の先端的芸術を目指すという活動ポリシーの上で、今回の企画趣旨に照らし出展をご承諾いただいています。
「共生の芸術祭 幅と奥行き」チラシ