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> 安喜万佐子「光の趾音」ーlight treading the groundー
安喜万佐子「光の趾音」ーlight treading the groundー
ジャンル
美術
形 態
展覧会
「キャンヴァスの池に張る氷のように、視覚のざわめきが掬い出される。
安喜万佐子は『絵』は描かない、描くのは絵の『隠喩』である。」
木下長宏(近代芸術思想史)
ギャラリー16では4年ぶりの安喜万佐子個展を開催いたします。横幅3mを超える大作3点を含む、10数点を展示予定です。テンペラ、油彩の他、近年取り組んできた岩絵の具や金箔による「風景」から照射される身体を逆説的に浮かび上がらせる作品群も、この数年間、各地で行ってきた様々なプロジェクト、ならびに本年の文化庁新進芸術家派遣による渡米を経て、更なる深度と展開をみせております。ご高覧賜われますよう宜しくお願いいたします。
2015年の文化庁新進芸術家派遣では、ボストン近郊のアメリカにおける東洋文化研究コミュニュティーの中で、多様な角度から、改めて、現代に活かせる東洋文化的視点(特に自然と人間の関係の捉え方)と、その絵画をはじめとした技術やその背景にある哲学の受容のされ方を、外からの目線で捉え直す機会を得ました。新作には、この体験から受け取ったものが大きく影響し、そこには、今の時代に必要な視座が含まれているように感じられます。
[作家ステートメント]
私が関心を持ってきた「風景」とは、全て地球上の実在する場にまつわるものであるとともに、「社会」や「環境」「自然」「畏れ」と言い換え可能な世界の総称です。
意識とは無関係かつ無情な現実として刻々と突き進む「風景」。時に優しく包みこんでくれるようでありながら、不穏なまでに社会の意図を映し出す「風景」。
地の熱の上に生き、光の下にあることを思い出す瞬間、ヒトを含めた全ての事物が、「人間的」意思や感情などとは徹底して無関係の平等的存在として浮かび上がってきます。そんな、事物の意味とヒエラルキーを寄せ付けない地平から物事を捉え直してみることが改めて求められているようにも感じます。
短期的利害と人生単位を越えた不可視の時間、違う場所からみる、違う時間から思考するための想像力を開くドアが作れたらと考えています。
ご高覧賜われましたら幸いです。 安喜万佐子
"momentia" テンペラ・油彩 170cmx300cm 2013〜2014
イベント情報
日時
2015年11月17日(火)~ 2015年11月28日(土)
12:00 ~ 19:00
日曜・最終日は〜18:00迄
毎週月休み
場所
[東山区]
ギャラリー16
京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394戸川ビル3F
地下鉄「東山)①番出口北へ徒歩1分/市バス「東山三条」より東へ徒歩2分
料金
無料
URL
http://www.art16.net/
主催
ギャラリー16
問合せ先
info@art16.net
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
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