「パサージュⅢ」につづく、2作品目の無人劇です。太田宏さん、武田暁さんという東西の口語劇を担ってきたプロの俳優と、稽古を重ねています。しかし、二人が劇場に来ることはなく、本番も無人のまま上演されます。二人の演技は、物、映像、空間、関係性に翻訳され、俳優のいない舞台上ではそのアウラが複製されます。
テキストは、岸田国士の「紙風船」「動員挿話」を軸に、1920-30年代と現代の言葉をつなぎます。90年ほど前のひと組の夫婦の言葉を、解体された身体性と結びつける作業でもあります。二人の生の演技は、本年12月5日の京都芸術センター明倫茶会で披露されますが、一体それがどう無人化するのか、劇的な翻訳をお楽しみください。
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