◆参加団体
コトリ会議『チラ美のスカート』
恐竜時代を終わらせた程の隕石が地球にぶつかる確率って、思ったよりあるらしい。人類はどう立ち向かうのか。隕石を爆破させるだなんてだめだ。分散されたそれでも巨大な塊が幾つも地上に降り注ぐかもしれない。地球をズラすのは良いアイデアだけどだめだ。技術がない。そしてズラした後も怖い。太陽系の惑星は絶妙なバランスで配置されているんだ。チラ美は今日、クレープ屋の面接に来ていた。
Quiet.Quiet『条例』
2015年5月21日で裁判員制度の立法から11年、施行から6年が経ちます。罪と罰を問うにはあまりに稚拙で不備が多い法律だと僕は感じています。本年はイスラム国の台頭もあり、死刑や死刑制度についてもまた同様に思うことがあります。今回は、そんな「法律と人間の関係」を切り口に、ちょこっとブラックな作品をお届けします。ご期待ください。
*京都芸術センター制作支援事業
万博設計×プロトテアトル『INEMURINOKUNI』
「居眠り」というのは日本独自の行為だそうです。
「INEMURI」は英語、ドイツ語、ロシア語にもなっている。
「働き過ぎだ」「無防備すぎる」「oh...」そん な外からの心配をよそに忙しなく働き続け、居眠り、時に居眠るフリする島人達。
両団体とも初の団体コラボレーション企画は、会話も対話もあり得ない居眠り中に潜む沈黙からの狂騒物語。
日本発、夢観る短編演劇。