KUNSTARZT では、井上結理の個展を開催します。
井上結理は、日常生活の中から、ある場面をアートとして抽出し、我々に気付きを与えてくれるアーティストです。
消したテレビに映り込む部屋の風景、公私の境界線としてのカーテン、羊水体験にフィードバックさせるかのような心地良さを極めたソファー。中でも、脱いだ状態のままの服を写真として床の上に再提示する“ヌケガラ(2010)”は、第二の皮膚としての衣類、下着を曝け出すことが内包する女性性や社会性といった様々な視点を提供しました。
本展は時間に着目した新作で構成されます。ご注目ください。