生きているとはどういうことなのか
そのリアリティはどこにあるのか
自然界や社会、また人間における「生」と「死」。
その両側面から「生きていることの核心」を考える。
時代や文化を意識しながら、自身の経験や考現学アプローチを通して、
その「核心」に触れられるような作品制作を目指す。
現在は、フリーマガジン「ON THE EDGE」の編集やホスピスボランティアを行いながら、
2008年から続けている蝶のモチーフを使った作品では、生命活動や人の深層意識に内在する「死と再生」
の諸相を描く。
「音と動き」のための舞台美術 / 2012 / 樹脂