児玉彩(こだま あやか)が描く人物絵は、モデルとの親密な間柄から生まれています。作家自身が「描き捕まえる」と表現するように、モデルから無意識に放たれる色気や、ふとした淋しげな表情、空気中に漂うそうした「らしさ」を優しく捕まえて絵に落とし込むことで、鑑賞者にも心地よい時間を与えてくれます。
■artist statement
ありのままのあなたと、私に見えるあなたの間。 想像と、現実の世界の間。 幸福と、哀しさの間。 色と線で、それを描きつかまえる。
今回の展示作品は、実在のモデルがいるものが多い。例えば、古くからの友人や、憧れていた先輩や、恋人の姪っ子たちだ。 姿形がそっくりになることは少ないが、彼女らが見せてくれた表情、これまでに交わした会話や、彼女らに贈りたいもの、などからインスピレーションを得て、イメージを作っている。」