劇団なかゆび主宰・神田真直の演劇人コンクール2020(於:江原河畔劇場)優秀演出家賞受賞後、初の本公演。
菊池寛『父帰る』岸田國士『是名優哉』森本薫『みごとな女』の三つの戯曲を上演します。
これまで劇団なかゆびが定期的に開催してきた戯曲研究会の活動を発展させ、新たに日本の演劇における「ことば」の変化、そして日本の戦争前夜の姿を再考することを目指します。
=================
あのとき、作家たちは何を考えていたのだろうか。そして、それは今にどう映るだろうか。過去と捨ておいていいはずがない。古典と崇めるだけで事足りるはずがない。何度でも上演し、思いを馳せなければ、われわれはいつまでたっても賢者になれない。
=================
■演目・あらすじ・出演
『父帰る』作:菊池寛
明治40年頃。南街道の海岸にある小都会に住む、中流階級のつつましやかな家庭。長男の賢一郎は、役所勤めをしており、20年前に蒸発した父宗太郎に代わって、一家4人を支えてきたのである。そこに父が、突然帰ってくる――。
出演:飯坂美鶴妃、齋藤秀雄(ISSO inc.)、土肥希理子、武士岡大吉(劇団つちの娘)、柊木樹(劇団なかゆび)
『是名優哉』作:岸田國士
神戸のあるホテルの休憩室。茶卓を挟んで向かい合う男と女。女は、乗船する夫を見送ったところである。男は、夫の親友だが、旦那の不在をいいことに女を口説こうとする。それは失敗に終わることになっている、という芝居なのだが、男は、途中で演技をやめて観客の前で戯曲を公然と批判しはじめる。
出演:飯坂美鶴妃、柊木樹(劇団なかゆび)
『みごとな女』作:森本薫
裁縫教室であまり高く評価されず、家で弾くピアノもあまりうまくない、あさ子。母の真紀は、そんなあさ子の将来を案じていた。そこに、収が訪ねてくる。真紀は収に、縁談が持ち上がっている医者の弘のことを話し、紹介する。収は弘の人となりに触れ、弘とあさ子の関係への期待を語る――。
出演:飯坂美鶴妃、土肥希理子、武士岡大吉(劇団つちの娘)、柊木樹(劇団なかゆび)
■スタッフ
演出:神田真直(劇団なかゆび)
舞台監督:長峯巧弥
舞台美術:柊木樹(劇団なかゆび)
照明:杉本奈月(N₂)
宣伝美術:瀬戸沙門(劇団速度)
記録撮影:竹崎博人(Flat Box)
制作:吉岡ちひろ(劇団なかゆび)
主催:劇団なかゆび
※本公演は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止について細心の注意を払い実施いたします。劇団なかゆびホームページに掲載の「Nakayubi.-11 公演実施にかかるガイドライン」 を必ずご一読のうえ、ご予約・ご来場いただきますようお願いいたします。
https://nakayubi.wordpress.com/2020/12/28/nakayubi-11covid19/
日 時 | 2021年3月6日(土)~ 2021年3月7日(日) |
---|---|
会 場 |
[下京区] 京都府京都市下京区下鱗形町543 有隣文化会館2F 地下鉄烏丸線「五条」駅下車徒歩9分 |
料 金 |
事前決済:2,500円 当日精算:3,000円 |
URL | https://nakayubi.wordpress.com/2020/12/01/nakayubi-11/ |
チケット/ 申し込み |
事前決済: http://t.livepocket.jp/t/nakayubi11 当日精算: https://www.quartet-online.net/ticket/nakayubi11 ※以下のお支払い方法がご利用いただけます。 事前決済:クレジットカード、携帯キャリア決済、コンビニ決済 当日精算:現金、交通系電子マネー、クレジットカード ※すべてのご来場者様に、お名前とご連絡先(電話番号・メールアドレス)を伺います。本情報は緊急時の保健所等への情報提供のみに使用し、公演終了1ヶ月後に廃棄いたします。 ※開演5分前を過ぎますと、ご予約をキャンセルさせていただく場合がございます。 ※当日券の販売はございません。 |
主 催 | 劇団なかゆび |
問合せ先 | Mail:nakayubigeki@gmail.com Tel:050-5374-7874(吉岡) Twitter:@nakayubigeki HP: https://nakayubi.wordpress.com/ |
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
宣伝美術:瀬戸沙門(劇団速度)