Creators@Kamogawa 『鳥の音楽』 『花火の記譜法』

ジャンル
  • 美術
  • 音楽
形 態
  • トーク
Creators@Kamogawa は、日本とドイツのクリエイターが、アートやカルチャーに関連する話題について語り合うイベントシリーズです。今回のテーマは、『鳥の音楽』と『花火の記譜法』です。

第1部:鳥の音楽
太古の昔から、私たち人間は鳥の声に魅せられてきました。ハイドン、ベートーヴェン、ヴァーグナー、シュトラウス二世、マーラー、ラヴェル、メシアンら、多数の音楽家が鳴き声にインスパイアされ、さえずりを模したり、主題にしたり、曲の中に実際に取り入れたりしています。一方、最近の研究によれば、鳥の鳴き声は美しいだけではなく、「言語」であることが確かめられています。この知見は今後の音楽をどのように変えるのでしょうか。さえずりの構造をもとにした組曲を作曲中の音楽家と、シジュウカラの音声研究に取り組む動物行動学者が話し合います。

ヤコポ・サルヴァトーリ(作曲家、ピアニスト)
鈴木 俊貴(動物行動学者)
小崎 哲哉(司会、構成)

第2部:花火の記譜法
ジョン・ケージは消しゴムをピアノの弦に挟み込み、シュトックハウゼンはヘリコプターの中で奏でる弦楽四重奏を作曲しました。現代音楽ファンでなくとも、多くの方がご存じでしょうが、花火に材を取った、あるいは花火そのものを「楽器」として用いた音楽を聴いたことはあるでしょうか? 今回の話者のひとり坂東さんは、芥川作曲賞を受賞し、その名も「花火」と題する協奏曲を発表した作曲家。レッツェルさんは、花火師の国家資格を取り、花火を用いた演奏会インスタレーションを発表した演出家にして美術家です。花火の何がふたりを虜にしたのでしょうか。

レア・レッツェル(演出家、美術家)
坂東 祐大(作曲家、音楽家)
小崎 哲哉(司会、構成)

トークの後は、館内のドイツカフェ『カフェ・ミュラー』にて、ドイツビールやおつまみを片手に交流をお楽しみください。交流会では、滞在中のドイツの芸術家の作品も、モニターでご覧いただけます。

イベント情報

日時
2019年10月19日(土)
15:00~
場所
[左京区]
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
606-8305
京都市左京区吉⽥河原町19-3

市バス 4、17、205番 「荒神⼝」下⾞、徒歩5分
京都バス 17 番 「荒神橋」下⾞、徒歩2分

京阪電⾞
「神宮丸太町」下⾞(5番出⼝)、北に徒歩6分
「出町柳」下⾞(2番出⼝)、南に徒歩8分
料金
無料
URL
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/kyo/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=21655290
チケット/申し込み
申込不要
主催
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
問合せ先
Tel: 075-761-2188 (Ext.31#)
info-villa-kamogawa@goethe.de
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。