帝室技芸員の仕事〈彫刻編〉

ジャンル
  • 美術
  • 伝統
形 態
  • 展覧会
当館所蔵作品のうち、帝室技芸員による作品を一堂に展示する「帝室技芸員の仕事」シリーズ。今回は石川光明(1852~1913)と高村光雲(1852~1934)の作品を中心に、彫刻分野の帝室技芸員による名品をご覧頂きます。
帝室技芸員制度は、宮内省(現在の宮内庁)が技術と人柄に優れた当代の美術工芸家を選出し「帝室技芸員」に任命する作家の顕彰制度で、その拝命は作家にとって大変な名誉でした。
光雲と光明は、帝室技芸員制度が発足した明治23年(1890)、ふたり同時に第一回帝室技芸員に任命されています。光雲が仏師として修業を積み生涯木彫一筋で制作を続けた一方、光明は牙彫を中心に木彫や彫漆にも取り組みました。ふたりはそれぞれ異なる姿勢で制作に取り組みながらも互いに敬意を払い、ともに近代彫刻界の発展に貢献しました。
この度の展示では、光雲・光明の作品に加え、竹内久一(1857~1916)や山崎朝雲(1867~1954)の作品もご紹介します。作品が持つ気品と迫力、そして人物や動物の描写に発揮された妙技を味わって頂ければ幸いです。また、煙管筒のような小品も多数展示致します。精巧な彫りを作品の間近でどうぞご覧ください。

イベント情報

日時
2019年8月24日(土)~ 2019年11月17日(日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
毎週月火休館(但し、祝日の場合は開館)
場所
[東山区]
清水三年坂美術館
京都市東山区清水三丁目337‐1

◆バス
JR京都駅、近鉄京都駅より
  ・市バス206号系統 「清水道」下車 徒歩7分 
  ・市バス100号系統 「清水道」下車 徒歩7分
京阪祇園四条駅より
  ・徒歩約20分
  ・市バス207号系統 「清水道」下車 
  ・京阪バス 「清水道」下車 
京阪清水五条駅より
  ・徒歩約20分
  ・市バス80号系統 「清水道」下車 徒歩7分
阪急河原町駅より
  ・徒歩約25分
  ・市バス207号系統 「清水道」下車 徒歩7分

◆タクシー
三年坂は土・日・休日の午前10:00~午後5:00の間、車両通行禁止のため、
曜日によって最寄りの下車の場所が異なります。
ご乗車の際に、以下の要領をお伝えいただくとスムーズです。
[平日(水・木・金)の場合]美術館前まで乗車可
  ・行き先:「清水三年坂美術館」もしくは「三年坂」
  ・行き方:東大路通から八坂通を東へ入り三年坂へ
  ・下 車:美術館前(タクシー進行方向左手にございます)
  ※ 桜や紅葉などのシーズン中は三年坂が大変混み合いますため、
   [土・日・休日の場合]と同様にお越しいただくことをお勧めします。
[土・日・休日の場合] 最寄りの場所で下車後、徒歩1分
  ・行き先:「三年坂」
  ・行き方:東大路通から高台寺南門通を東へ入り三年坂へ
  ・下 車:イノダコーヒ前 北へ徒歩1分(進行方向右手にございます)

◆車でお越しの方へ
当館に駐車場はございません。周辺の有料駐車場をご利用ください。
尚、三年坂は土・日・祝日の午前10:00~午後5:00の間、車両通行禁止となりますのでご注意ください。
料金
大人:800円
中・高・大学生:500円 ※必ず学生証をご提示ください。
小学生:300円
幼児:無料
※団体(20名以上)は20%割引
URL
http://www.sannenzaka-museum.co.jp
問合せ先
TEL:075-532-4270 FAX:075-532-4271
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。