2019年秋季特別展「見て、知って、楽しむ 茶碗の世界」

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
茶を飲むための茶碗は、16 世紀に茶の湯が確立する頃には天目類が多く使用され、その後中期には朝鮮半島製のもの、ついで備前や信楽などが使われるようになるなど、時代を経る毎に茶の湯で使われる茶碗の種類は増加していきました。そして茶人達は中国製のものを「唐物」、朝鮮半島製のものを「高麗物」、日本製のものを「和物」と呼ぶようになり、また「和物」は主として産地により分類がされ、仁清や乾山など優れた名工の作品はその人物名で呼ばれました。
今回の展覧会では年代や産地によって様々な特徴・魅力を持つ茶碗を選りすぐり展示します。実際に茶碗を「見て」、「知って」いただき、抹茶を飲むことをイメージして展覧会をお楽しみいただけたら幸いです。

《主な展示作品》
【前期】灰被天目・祥瑞沓形・珠光青磁 銘初花・坂本井戸・蕎麦 銘藤浪・安南絞手・織部暦絵・瀬戸唐津 銘冬の月・仁清 金筋・乾山 山水画讃・樂長次郎作赤 銘獅子・樂道入作赤 銘柘榴・薩摩荒磯絵 など

【後期】大天目・人形手・絵高麗梅鉢文・本願寺井戸・御本立鶴・粉引・金海・紅安南・練上志野 銘猛虎・鼠志野 銘横雲・黒織部・高取 銘香久山・伊賀 銘すね市三猿・絵唐津 銘 嶺雲・朝日 など

※ 10月15日(火)に展示替を行います。

イベント情報

日時
2019年8月31日(土)~ 2019年12月1日(日)
10:00-16:30 (入館は16:00まで)
毎週月曜日
ただし9/16(月)・9/23 (月)・10/14(月)・11/4(月) は開館、
9/17(火)・9/24 (火)・10/15(火)・11/5(火) は休館します。
場所
[左京区]
野村美術館
京都市左京区南禅寺下河原町61

〘 京都市営地下鉄 東西線 「蹴上駅」から  徒歩約10分 〙
1番出口から出て坂道を下り、右手に出てくる小さなトンネル(ねじりまんぽ)をくぐります。
道なりに進むと右手に南禅寺三門が見え、その先にある三差路を右折して北門を抜けると左手にございます。

〘 京都市バス「南禅寺・永観堂道」から  徒歩約5分 〙
バス停から永観堂に向かい、門の前を右折して直進すると右手にございます。東山中学・高等学校の向かい)
料金
大人800円
高大生300円
中学生以下無料
団体(20名以上)600円
URL
nomurams@nomura-museum.or.jp
問合せ先
[電話]075-751-0374
[FAX]075-751-0586
[メール]nomurams@nomura-museum.or.jp
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。