調度を彩る蒔絵の美

ジャンル
  • 美術
  • 伝統
形 態
  • 展覧会
蒔絵(まきえ)は器体に漆で描いた文様が乾かない内に、その部分に金銀等の粉を蒔きつけて定着させる技法です。古くは社寺に奉納する神々のための道具等に施されましたが、後に生活空間における道具類、いわゆる調度品にも用いられるようになります。
江戸時代には、将軍・諸大名がお抱えの蒔絵師に道具類を作らせたことや、町人の需要に応える町の蒔絵師が新たな意匠を生み出したことを通じ、蒔絵の技法・装飾は豊かに発展しました。明治維新によって蒔絵師は幕府や大名の庇護を失いますが、皇室や財閥向けの調度品、輸出向けの小箱や香合等の制作にその腕をふるいました。
このたびの展覧会では、幕末・明治に制作された作品を中心に、文台・料紙箱・書棚といった大型の作品をはじめ、文台や料紙箱とセットで制作されることの多かった硯箱、愛らしい小箱や香合といった蒔絵の調度品を展示します。生活と空間を彩り、海外の人々も魅了した典雅な装飾を、どうぞお楽しみください。

イベント情報

日時
2019年2月23日(土)~ 2019年5月19日(日)
10:00~17:00
月・火曜日(祝日は開館)、年末年始(12/25~1/2)
臨時休館有
場所
[東山区]
清水三年坂美術館
京都市東山区清水三丁目337‐1

◆バス
JR京都駅、近鉄京都駅より
  ・市バス206号系統 「清水道」下車 徒歩7分 
  ・市バス100号系統 「清水道」下車 徒歩7分
京阪祇園四条駅より
  ・徒歩約20分
  ・市バス207号系統 「清水道」下車 
  ・京阪バス 「清水道」下車 
京阪清水五条駅より
  ・徒歩約20分
  ・市バス80号系統 「清水道」下車 徒歩7分
阪急河原町駅より
  ・徒歩約25分
  ・市バス207号系統 「清水道」下車 徒歩7分

◆タクシー
三年坂は土・日・休日の午前10:00~午後5:00の間、車両通行禁止のため、
曜日によって最寄りの下車の場所が異なります。
ご乗車の際に、以下の要領をお伝えいただくとスムーズです。
[平日(水・木・金)の場合]美術館前まで乗車可
  ・行き先:「清水三年坂美術館」もしくは「三年坂」
  ・行き方:東大路通から八坂通を東へ入り三年坂へ
  ・下 車:美術館前(タクシー進行方向左手にございます)
  ※ 桜や紅葉などのシーズン中は三年坂が大変混み合いますため、
   [土・日・休日の場合]と同様にお越しいただくことをお勧めします。
[土・日・休日の場合] 最寄りの場所で下車後、徒歩1分
  ・行き先:「三年坂」
  ・行き方:東大路通から高台寺南門通を東へ入り三年坂へ
  ・下 車:イノダコーヒ前 北へ徒歩1分(進行方向右手にございます)

◆車でお越しの方へ
当館に駐車場はございません。周辺の有料駐車場をご利用ください。
尚、三年坂は土・日・祝日の午前10:00~午後5:00の間、車両通行禁止となりますのでご注意ください。
料金
大人:800円
中・高・大学生:500円 ※必ず学生証をご提示ください。
小学生:300円
幼児:無料
※団体(20名以上)は20%割引
URL
http://www.sannenzaka-museum.co.jp
問合せ先
TEL:075-532-4270 FAX:075-532-4271
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。