地点×空間現代が年末におくる戦後への、平成への、訣別の「グッドバイ」!
地点の新作は『トカトントンと』(2012年)、『駈込ミ訴へ』(2013年)に続く太宰文学の舞台化。太宰治の遺作である未完の小説『グッド・バイ』をモチーフに、敗戦から死までの間に書かれた小説を中心にコラージュします。『人間失格』とその死にまつわる暗くスキャンダラスなイメージが先行する太宰治。しかし、本作の原作となる『グッド・バイ』は、ユーモア小説と形容されるほど明るさと軽さに満ちています。
京都にライブハウス「外」を構え、独自路線をひた走るバンド「空間現代」が音楽を担当。伝説の『ファッツァ―』、『ミステリヤ・ブッフ』に続く最新作となります。大きく手を振った軽妙洒脱な「グッド・バイ」、どうぞお見逃しなく!