重本晋平 個展「まち植え展」

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
  • ワークショップ
重本晋平は2007年より、路上観察で発見した身近な植物の佇まいを写真に撮影、それに独自なタイトルをつけることで、日常の風景を柔らかな想像力で読み換えてゆく「まちくさ」というプロジェクトを行ってきました。同じ頃に、参加型のプログラム「まちくさワークショップ」も開始。自ら「まちくさ博士」というキャラクターになって、全国各地の小学校や施設を訪問し、数多くのワークショップを実施しています。
重本晋平は、今年の春から京都府綾部市に拠点を移し、豊かな自然に囲まれた生活を始めました。新しい環境に身を置いて、「まち」や「くさ」が、これまでと少し違って見えるようになったといいます。今回の展覧会〈まち植え展〉では、そうした中で生まれてきた空想の「まち」のイメージを、新作ドローイングのシリーズとして発表いたします。
ドローイングに描かれているのは、サボテンのような形だったり、育ちすぎてお辞儀をしたり、根が付いていたりと、様々な表情を見せる、「鉢植え」ならぬ〈まち植え〉になった家や建物たちです。「まちくさ」の路上観察で、身近な植物の姿に多様な小宇宙を見出してきた重本晋平は、今回の〈まち植え〉のドローイングでは、私たちの住む「都市」という小宇宙を、鉢植え植物のスケール感で表現しました。子供のような遊び心のあふれるドローイングは、見る人の空想を大いに刺激してくれることでしょう。

イベント情報

日時
2018年10月13日(土)~ 2018年10月28日(日)
12:00〜19:00
月・火曜日
場所
[上京区]
ANEWAL Gallery 現代美術製作所
〒602-0025京都市上京区挽木町518路地内

地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩10分
料金
無料
URL
https://seisakusyo.exblog.jp
問合せ先
caf@anewal.net
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。