KUNST ARZTでは、VvK(アーティストキュレーション)の22回目として、天牛美矢子キュレーションによる「呪と祝」展を開催します。
天牛美矢子は、我々が認識し得ない日常/現実の向こう側に広がる世界を感じさせてくれるアーティストです。自身の深層心理を探るかのように、時間をかけて生み出される作品群は、豊かな物語性を内包しています。“呪と祝”というモチーフをテーマに、久保ガエタン、久保木要、西太志という気鋭の若い3人のアーティストを加え、「呪と祝」の境界線を、粟田口で探ります(*)。 (岡本光博 KUNST ARZT)
*ギャラリーの所在地である粟田口は、古来、京都の外と内とを繋ぐ出入口の一つであり(京の七口)、また刀鍛冶が多く居住した場(妖怪の力を借りて生み出したという名刀の伝説もある)としても知られている。
◎関連イベント
アーティストトーク
×ナビゲーター:奥脇嵩大(青森県立美術館学芸員)
2018年8月25日(土)18:30から20:00 無料
場所:岡田萬治金箔加工美術
(京都府京都市東山区柚之木町:KUNSTARZTより徒歩3分)