明倫茶会(3月21日)のしつらいを公開して国谷隆志の作品展示を行います。
毎回各界で活躍されている方を席主にお迎えし、さまざまに工夫を凝らした独自のしつらえでお客様をもてなす京都芸術センターの「明倫茶会」。3月は、美術家の国谷隆志を席主に迎えて開催します。国谷は人と空間の関係性に関心を寄せ、主にネオン管を用いたインスタレーション作品を制作しています。国谷のインスタレーションでは、鑑賞者が作品空間に身を置くことで、場の空間性、時間性、空間と自身との関係性から自身の存在を認識します。国谷が作品に込める空間と人との相互作用は、しつらえられた空間で一服のやり取りを通じて時間を共有する茶会の形式になぞらえることができるかもしれません。