【MOKK】
2007 年、日本大学芸術学部演劇学科卒業後の村本すみれと同期スタッフで構成され“劇場機構にとどまらない空間からの発信”を軸としたダンスプロジェクトとして活動開始。
07~10 年の間は、駐車場空間や廃墟に近いビル、アートギャラリー、コンテナボックスなど特異な場所で、その空間に新たな一面を見出だし独特の美しさや、色彩豊かなストーリーを感じさせる演出を得意としたダンスでありながらジャンルにとらわれない作品を多数発表。
10 年よりダンス映像『ooze』(大橋翔監 督/村本すみれ振付/produce by MOKK)がブタペストやベルリンの国際ダンス映像祭に、11 年にはソウル国際振付フェスティバルに、16 年に International Comic Dance Fes. in Nowon に招聘されるなど海外での活動も展開。
15年よりダンサーの新メンバーが加入し、日本橋・studio RADAを拠点とした創作やワークショップなどの普及活動のほか、三陸国際芸術祭、福岡ダンスフリンジフェスティバル、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」などの参加も盛んにおこなう。
【村本すみれ】
演出・振付家。ダンスカンパニー MOKK、ボディワーク・ダンススタジオ studio RADA 代表。17歳から多くのジャンルのダンスを仲村修夫より学びはじめ、日本大学藝術学部在学時から2011年まで加藤みや子ダンススペースに所属。MOKKでの活動のほか、渡辺えり作・演出作品や、地域の市民向け作品の振付も数多く手がける。2013年JCDN「踊りに行くぜ!!」仙台レジデンスアーティスト。以後、仙台では定期ワークショップの講師をつとめる。アルゼンチンタンゴダンサーとしての一面も持つ。