そしてこの春、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAをメイン会場として「still moving – on the terrace」を開催致します。本企画では、本学関係者を中心としたプロジェクトメンバーが、移転後の本学が果たす役割を想定しながら、ギャラリー@KCUA内のあらゆる場所で、そして時には崇仁地域にて、日々その形を変化させつつ、新しい生き方・働き方・コミュニケーションの仕方を模索していきます。それは、一般社会ではリスクがあると思われることでも、失敗を怖れずに取り組むことができる大学だからこそ可能な、日常的な価値観の外側に軸足を置いた創造的実験になることでしょう。「still moving」は、未来の芸術大学の姿を思い描きながら、オルタナティブの新しいかたちを求め、挑戦を続けているのです。