ディスカッション「アーティスト・イン・レジデンスの実践と評価」

ジャンル
  • 美術
  • その他
形 態
  • レクチャー
  • トーク
  • その他
全国各地で多様なアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業が展開されています。AIRは、表現者と市民に開かれた創造と交流のプラットフォームとして重要な役割を担っており、地域社会の新たな文化インフラとしても期待が寄せられています。しかしながら、その持続的な活動を支える仕組みは充分とは言えず、AIRに関する国等の助成制度も見直しが迫られています。
そこで、京都文化芸術コア・ネットワーク(事務局:京都芸術センター)ならびにAIRネットワーク準備会(事務局:アートNPOリンク)は協働で、AIR の実践者同士の連携を通して社会的ポジションの確立と提言をおこないたいと考えています。
この度、AIR事業者間のネットワークの形成と政策提言を目的に『アーティスト・イン・レジデンスの実践と評価』と題し公開ディスカッションを開催致します。本ディスカッションでは、世界最大規模のAIRネットワークであるRes Artis会長のマリオ・カロ氏をお招きし、世界的な視野でみたAIRの潮流と文化外交としての意義について基調講演を頂くほか、AIR事業に携わる個人・団体が実践を通していかにつながるか、話し合いを通してその方法を検討
し、今後のネットワークのありようについて議論します。
文化政策やAIR事業実践者をはじめ、ビジネスセクターや行政担当者、研究者、学生等、幅広くアートに関心をお持ちの方の参加をお待ちしております。

内 容 14:00-14:15 主旨説明
     14:15-15:30 ゲストトーク:
          「文化外交としてのアーティスト・イン・レジデンス」
           トーカー:マリオ・カロ(ResArtis 会長)
    15:45-16:15 リポート:「NPO法人によるAIR調査の中間報告」
           報告者:樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク)
    16:15-18:00 ディスカッション
          「AIRの実践をつなげていくための評価提言」
    18:00-18:30 振り返りと今後について
    18:30-20:00 交流促進・懇親会
出演者(予定)
    マリオ・カロ(ResArtis 会長)
    日沼禎子(女子美術大学准教授/陸前高田AIRプログラムディレクター)
    柴田尚(NPO法人S-AIR)
    樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク)


◆Res Artis
Worldwide Network of Artist Residencies(Res Artis)は、世界50カ国以上、240を越えるAIR実践団体などで構成される世界最大規模の国際ネットワーク。1993年ベルリンで設立。世界各地で総会を隔年で開催、政策提言やAIRの活性化を目的に情報提供やメントリング、相互交流の促進などに取り組んでいる。
http://www.resartis.org/en/

◆京都文化芸術コア・ネットワーク第3回例会
この事業は、京都文化芸術コア・ネットワークの例会としても実施します。
京都文化芸術コア・ネットワークは、京都において文化芸術を支える専門的活動を行う者のネットワークとして2013年に設立したネットワークです。京都市が呼びかけ人となり、京都芸術センターが事務局を担当しています。現在正式メンバーは96名で、メールニュースの登録者は約400名となっています。
京都文化芸術コア・ネットワークについては以下をご参照ください。
http://kyoto-artbox.jp/kacn/concept/

イベント情報

日時
2015年1月31日(土)
14:00-18:30
場所
[中京区]
京都芸術センター フリースペース
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

地下鉄烏丸線「四条駅」下車、徒歩5分。
阪急京都線「烏丸駅」下車、徒歩5分。
料金
無料
URL
http://www.kac.or.jp/events/15327/
チケット/申し込み
京都芸術センター
TEL 075-213-1000 E-mail info@kac.or.jp
主催
京都芸術センター, 京都文化芸術コア・ネットワーク, AIRネットワーク準備会
問合せ先
京都芸術センター
TEL 075-213-1000 E-mail info@kac.or.jp
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。